2014年04月09日

事務局長って大変

本日の自由民主党司法制度調査会、法曹養成制度小委員会において、「法曹人口・司法試験合格者数に関する緊急提言」をまとめました。
結論は、「平成28年までに1,500人程度を目指す」としました。
司法試験合格者数は、ここ7年間2,000人から2,200人の間を推移しています。現場の実感としては若手法曹の質の低下がみられるところ、司法修習、OJTともに法曹の質を維持するに適したものには不十分なものがあります。
法曹の現状に対する強い憂慮の念が背景にあり、我が国に力強い司法を実現するためにも、一旦体質を強化するべく、司法試験合格者数は3年かけて1,500人まで減らすべきと緊急に提言したものです。
詳細は提言書全文を公開しますので、ご覧下さい。

しかし、事務局長として、提言書起案から取りまとめまで大変に勉強になりました。
合格者数の議論は、500人にすべき、1,000人にすべき、1,500人にすべき、1,700人くらいがちょうどよい、現在の2,000人でも少ないという幅広な見解のほか、そもそも質で管理すべきであって人数を明示するのは適切でないという意見まで...まさに東の端から西の端まで意見があるという状況でした。
こうなると、会議の場だけでは収斂できず、個別に先生方のもとを回ってご意見を聴き、意見を交わしてすり合わせ、文案を修正し、さらに回って再調整し、修正し...ということの繰り返し。法務大臣、文部科学大臣経験者の重鎮の先生方はもとより、若手論客の先生、同じ一回生の議員まで15人以上の議員のもとを歩いて回ります。
修正するのも気を遣いますよ。こちらを立てればあちらが立たず、となりますから。
それでも何回も回ってご説明し、ご理解を頂いて、本日、最終で取りまとめにご了解を頂くことができました。
当初は3月中で提言する予定でしたが、ご理解を頂き切るために少し伸びました。
でも、やり遂げてよかった。
党内調整の難しさ、やりがいを実感した仕事でした。




Posted by miyazakimasahisa at 19:00│Comments(1)
この記事へのコメント
ご苦労様です。
現場のご苦労よく感じとれます。だから余計にご苦労が垣間見えます。しかし、事務局長なるものそういうお勤め、誰もが出来ない役柄(機能)だと思います。宮崎さんが持ってる資質があるからこそこの役柄、大いに励んで頂きたいと思います。応援している一人として、頼もしいです。大変でしょうが、応援しているので頑張って下さい。
Posted by K城 at 2014年04月09日 21:44
 
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