2014年04月30日

今だから告白しますが

私、2月末に右足の膝のお皿にヒビを入れてしまいました。病名は「右膝蓋骨骨折」。
自分の不注意さを情けなく思って内緒にしていたんですが、ほぼ完治しましたので恥ずかしながら公表します。
原因は、国会内のエスカレーターで滑って膝を強打したこと。急いでいたゆえの不注意でした。
最初は右足に固定装具を付けて膝を曲げることができないようにしていました。
最も困ったのは、階段を降りれないこと。
上るのは何とかなりますが、膝がまったく曲がらないと階段を降りれないんです。皆さんも試してみたらわかります。現実を知りました。
都内で電車に乗る時には、朝の通勤時間帯の駅のエスカレーターがホームから改札に向けて全部上りになっていることもしばしば。1本でも下りを残してくれていたらと思ったものです。
駅にはエスカレーターがないところもたくさんあります。
とかく階段を降りる難儀さに閉口しました。
バリアフリーって一口に言うけど、不自由になってはじめて社会にはバリアフリーがまったく満たされていないことを実感しました。
これは「国権の最高機関」である国会の中でも同様。
そもそも本会議場の座席は足元のスペースがほとんどなくて、膝が曲がらない私はここでも難儀しました。
きちんと座ると足元のスペースから膝を曲げる必要があるので、中腰のようなまったく変な姿勢で座っていたものです。
(ちなみに、隣の同僚議員が気を遣ってくれて足を横に出すことで問題を解決した次第です...)
思い返せば、怪我をして間もない頃の石垣市長選挙応援では演題の上り下りに難儀したなぁ。
足の具合が悪い中では周囲の皆さんの心遣いに感謝することも多く、今度は恩返しせねばと思っています。
地元にいると、ここは歩きにくいとか、段差が大きいとか、エスカレーターつけるべきだとか、バリアフリーのなさが気になって仕方がありません。
自分でも、「最近歩きながら文句が多いなぁ」と自覚しています。
国会でも「バリアフリー推進議員連盟」を立ち上げて、実体験に基づいた誰にも優しい社会を目指そうとあらためて誓った私です。




Posted by miyazakimasahisa at 17:00│Comments(0)
 
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