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2015年12月07日

大きな成果~素直に喜び感謝したい

日米両政府から、普天間飛行場と牧港補給地区(キャンプキンザー)について、その一部分を先行返還することが合意され、菅官房長官とケネディー大使が首相官邸で発表した。
この返還内容は、私たち沖縄県民にとって、生活の利便性向上に大きな成果となることを説明したい。
まず、普天間飛行場について「普天間飛行場の東側沿いの土地(約4ヘクタール)」と記載されているのは、市道宜野湾11号の建設用地。これにより国道330号はじめ宜野湾市内の交通渋滞が大きく緩和する。宜野湾市民はもちろん、宜野湾市を通過するすべての車両にとって大きな利便性を提供する。
実は、市道宜野湾11号の建設は、長きにわたる革新市政のもとで実に22年間も放置されていた。これが4年前に佐喜眞市長が工事再開を勝ち取ると公約し、市長就任してから粘り強く政府と交渉して、今回の成果となったもの。大きな成果だ。
次に、本年3月末に返還された西普天間住宅地区から国道58号とのアクセス道路となる「高架式道路」をインダストリアルコリドー地区南側部分に設置し、その工事を2017年度中に開始すると合意した。
西普天間住宅地区は国道58号と接していなかった。同地区から国道へのアクセスがあるとないとでは、その地域のバリューに大きな差があり、適切な開発を進めやすくなる。そればかりでなく、宜野湾市伊佐区の住民の皆さんにとっては、津波災害時に西普天間住宅地区に避難する道路が設置されることとなるものであって、伊佐区民に対する防災効果は計り知れなく大きい。
牧港補給地区の「国道58号に隣接する土地(約3ヘクタール)」を2017年に返還する。これは、国道58号を拡幅するためのものだ。ご承知の通り国道58号の浦添市牧港から勢理客の間は九州一の渋滞率であり、浦添市民はもとより朝夕の通勤で那覇はじめ南部との移動を必要とする多くの県民、物流の効率性にも障害となり、解決が求められる大きな課題である。この部分の渋滞解消の意義は多くの県民にとって喜ばしいことである。
現在、キャンプキンザーの2キロメートル部分だけでなく、さらに那覇市方面に国道58号の拡幅を進めるよう協議をする予定である。ひとつひとつ県民のための成果を創り上げていく作業の途中経過である。
このように、いずれの返還も沖縄側から求めていたものであり、沖縄県民にとっては大きな生活上の利便を提供がある。
私は素直にありがたいことと、この交渉成果を感謝している。
今回の返還交渉は、外務省、防衛省を中心として政府が力強く取組んできた成果である。
私は、地元の国会議員として、数か月前からその途中経過の報告を受けていたことから、その交渉の厳しさと努力と工夫を重ねて交渉を継続してきたことを知っている。
よく言う「相手のあること」である。例えば、西普天間住宅地区について、日本政府は「高架式道路」の設置ではなく、インダストリアルコリドー地区南側部分そのものの返還を求めていたが、それは現状では困難であった。それゆえ、交渉を重ね「高架式道路」を2年内に工事開始するという成果を得たのであって、その交渉は困難な中で、日米両政府が知恵を絞って「沖縄のためなら出来ることをやろう」という意思の結実である。出来ることがまとまれば、一日でも早く発表して沖縄県民に伝えようという姿勢の表れが、今回の菅官房長官とケネディー大使とによる発表である。
これに対して、面積が小さいなどといって、その返還の意味や生活に与える大きな効果を明らかにしないようにし、公表が作為的とあたかも選挙目当てであるかのように批判することが、真実と反したつまらないものであることを私は知っている。
「沖縄のために出来ることは何でもやる」という姿勢は、これからも続く。
これからも『大きな発表』が続くだろう。
翁長知事や県内メディアは、そのたびに、同じような批判を続けるのだろうか。
今回の成果は県民のためになる大きな成果である。感謝するべきは感謝する心をもちたい。
私はそう思う。










Posted by miyazakimasahisa at 08:05│Comments(1)
この記事へのコメント
去年は野党にめがねを壊されたり大変だったですけど 今年は幸先イイですね~! おめでとうございま~す !! 宮崎先生のファンはみんな見てますよ~!! (by 赤坂より伴ざ~い♪)
24/1/2016
Posted by BAN at 2016年01月25日 17:14
 
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