2016年03月04日

和解の成立を歓迎する


辺野古移設に関する県と政府の間の訴訟について、本日、両者の間で和解が成立した。
一旦棚上げで改めて司法の最終判断を求めるというものでありますが、この国と沖縄の将来のために英知と勇気をもって行われた決断を歓迎する。

和解内容としては、これまでに県と政府の間でそれぞれ提起されていた訴訟を互いに取り下げ、新たに政府から知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示、そして、県側がこれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従うというもの。
いわば、埋め立て承認の適法性を正面から法律的に審査し、その司法判断で終局的に解決しようということです。
混乱を極める現状を打開し、今後訴訟合戦が延々と続き、沖縄と政府が対立する最悪の事態を回避するための司法の知恵であると思います。

明治の元勲伊藤博文は演説の中で、なぜイギリスにおいて憲法政治がうまく機能しているのかという点に触れ、それは「取りもなおさずイギリス人は譲歩の心が強いからであり、譲歩の心が少ない者は憲法政治には不適当だ」と評しています。政治とは万人の利害調整であり、万人が満足する選択肢などはそもそも存在しないのです。ですから政治にあたるには、「妥協と調和」の精神を持ち、互いに譲歩して共に未来を創りだしていくことが必要なのです。
今回行われた和解も当事者同士の互譲と妥協の産物であり、この国の未来を目指す調和の精神で導かれたものです。

今後、沖縄県と政府との話合いも行われます。その上で司法の判断に従うということは、三権分立のもと立憲民主主義により政治を行う上で妥当な進み方だと思います。
そして、何よりもこの問題の原点である「普天間の固定化を許さず、一日も早い危険性の除去を実現する」ため、政治の知恵を結集していくことが求められます。
そこにこそ、地元を代表して私も全力で貢献していきます。



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Posted by miyazakimasahisa at 21:00│Comments(0)みやざき日記
 
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