てぃーだブログ › 宮崎政久(みやざきまさひさ)のオフィシャルブログです › 認可外保育施設への防音工事

2013年05月24日

認可外保育施設への防音工事

沖縄には待機児童が多い。
都道府県別では、東京都についで全国で2番目。

子供を預ける保育所についても認可外が多い。
全国では認可保育施設が中心ですが、沖縄では認可外施設が多いのです。
数字をあげると
全国では施設数で認可2万3千箇所に対し認可外7千箇所。
定員では認可224万人に対し認可外18万人。
これに対して、沖縄では施設数で認可393箇所に対し認可外448箇所と逆転状態。
定員では認可3万3千人に対し認可外2万2千人。

米軍基地の周辺にも保育所があります。
日々、爆音にさらされている。
ところが、防音工事の助成対象は、認可保育所だけ。
認可外保育施設には防音工事の助成がされていないのです。

調べてみました。
防音工事の助成を定めるのは「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」です。
学校や病院等と並んで保育所も対象となっているのですが、同法を受けた施行令で「保育所」は児童福祉法で県知事の認可を受けたものとされているからです。

しかし、預けられている子供にとっては、そこが認可保育所であるか認可外であるかは関係ない。
子供を預けている親にしても、沖縄に認可保育施設が少ない実情からすれば、認可に預けたいけど入れないので認可外に預けているという方もいる。防音工事の助成対象が認可に限定されているとして納得できるものではない。
弁護士として人権擁護につとめてきた身です。
だから、私は、認可外保育施設に対する防音工事の助成を進めたいと考えています。

この問題、実はこれまで沖縄から声をあげていなかったことです。
気が付かないのか、出来そうもないと思われていたからか。

そこで、私は、平成25年4月15日の衆議院予算委員会で質問しました。
そして、小野寺防衛大臣から、積極的に取り組むことへの答弁を引き出しました。

実は、これ以降、防衛省と認可外保育施設に対する防音工事助成の実施に向けて、具体的な協議を進めています。
出来るだけ早く、具体的な実施計画等をご報告できるようにします。

こうやって問題提起すると、新聞報道が出たり、同じことを質問に取り上げる野党の国会議員さんが出てきたり、要請活動に邁進する市長さんが出てきます。

私は、認可外保育施設への防音工事の助成を進める第一人者として、その実現に力を尽くします。
政権与党の立場にあるから迅速に出来ることがあります。

反対の声を上げるだけじゃダメ。
前を向いて、若い力で未来を切り拓いていく。
だから、
具体的な仕事をして成果をあげるのが、私の政治家としてのスタイルです。

この問題も、そのひとつです。

沖縄のため、日本のため、これからも仕事をして、しっかりと成果をあげていきます。

認可外保育施設への防音工事







Posted by miyazakimasahisa at 12:50│Comments(1)
この記事へのコメント
日々おつかれさまです。
さて本来このメルマガが政策、政治報告等を伝える最適なツールだと思います。現在登録車3名はあまりにも少ないように思います。ツイッターやフェースブックでは伝えられない大切なものを是非ブログで伝えて下さい。
出来るだけ多くの獄舎登録に全力で取り組むことをお勧めいたします。まずは100名目標
Posted by 伊東主夫 at 2013年05月24日 17:18
 
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